Samba Blim by Tamba 4

TAMBA 4 / SAMBA BRIM ( CD )</

1990年代が始まった頃、イギリスを中心に、ブラジリアン・ブームが起き、
日本にもその波が寄せてきた。
日本では、James P. Vynerさんと内海イズルさんが、
表参道CAYで、生バンドを交え、ブラジリアン〜ジャズなイベントを行っていました。
それまでのクラブの閉塞的なイメージから、開放感という新しいエッセンスを加えたイベントで、
ブラジルというイメージも手伝って、明るい太陽をイメージさせる。そういったイベントです。
そのイベントで、ジェームスが流していたのが、
タンバ・トリオの「サンバ・ブリム(ブリン)」。


TAMBA 4 / SAMBA BRIM ( CD )
http://www.estacio-records.com/shop/detail.php?seq=13155&&kw=
視聴の上ボタンです。





イントロの勢いがあるボッサビート、
コーラスワークが奏でるメロディー・ラインに、
それをサポートすりピアノのリフ。
このピアノのリフ、コードワークがキーで、この曲のポイント。
さすが、ルイス・エサ!素晴らしい演奏です。
そして、フルートのソロのメロディーライン。
完璧なナンバーです。
ジェームスが数多くプレイしていたブラジリアンの中でも、一番に光っていた曲。
極端に例えるなら、白黒テレビを観ていたら、突然、カラーテレビになったような感じ。


この「SAMBA BLIM」ですが、
オリジナルは、おそらく、この方。
■ Tamanco no Samba (Samba Blim) - Orlandivo



人気盤で、リイシュー盤にも収録されています。
このリイシュー盤も、プレス枚数が少ないのか?なかなか、見ません。
当店も、現在、在庫なし。


カバーだと思いのですが、こういった映像もありました。

http://www.youtube.com/watch?v=NWmlMAXAspM


帯には、、、
ボサノヴァ史上最高のコンボと呼ばれたタンバ・トリオアメリカ進出の際タンバ4と名乗る事になった。有名な“二人と海”に次ぐ作品であるが内容的には数段も上をいくと言うボサノヴァ・ファンは多い。彼等本来のスタイルにアメリカン的ソフィスティケイトさが加わった傑作。」と。


このタイトル曲「サンバ・ブリム」は、ブラジリアン・ブームの頃、よく、クラブで流れていました。コーラスワークと良い。腰の牛とから、ドンドンと来るボッサ・ドラム。フルートソロといい、クラブでも輝きを放っていたナイス・トラックです!


※ 2001年リリースの国内盤
※ LIMITED PRESS - 初回プレス完全限定盤
※ デジタル・リマスタリング
※ 帯、日本語解説
※ GATEFOLD - 見開きジャケットイ
※ 廃盤!


01. Samba Blim (Divo-Menezes)
02. Watch What Happens (M.Legrand - Gimbel)
03. Weekend (L.Eca)
04. Palladium (Divo-Lincoln)
05. Quietly (R.Ohana-D.Ferreira-L.Eca)
06. Know It All (J.Donato-Valle)
07. Reza (E.Lobo-Guerra-Gimbel)
08. Tristeza De Nos Dois (D.Ferreira-Bebeto-Einhorn-Gilbert)
09. San Salvador (D.Ferreira-Aglae)
10. Slick (H.Alpert-J.Pisano)
11. Baiano (Luz)
12. Pregao (Rivardo-Diegues)


1 サンバ・ブリン
2 ウォッチ・ホワット・ハップンズ
3 ウィークエンド
4 パラジウム
5 クワイエットリー
6 消えたうわさ
7 レザ
8 ふたりの悲しみ
9 サン・サルバドール
10 スリック
11 バイアーノ
12 プレゴン


Bebeto(fl,vo)
Luiz Eca(p,vo)
Dorio Ferreira(b,g,per,vo)
Rubens Ohana(ds,per,vo)
with Strings


RVG Studio, Englewood Cliffs, NJ, 1968/08/07-13


ルイス・エサ (p, org)
ドリオ (b, g, per)
オアーナ (ds, per)
べべート (fl, b)


1968年8月、ニュージャージー、ヴァン・ゲルダー・スタジオにて録音